水際で残留農薬検査??

日本人の生活にすっかりとけこんでいる『コーヒー』。日本には、コーヒー生豆が輸入されて、国内で加工(焙煎・梱包)することが多くなっています。コーヒー豆は、赤道周辺の国・地域で栽培される「コーヒーノキ」から採れる果実から、豆が精選されて「生豆」として輸入されます。横浜、神戸、名古屋などに太平洋を船で揺られて到着します。

先般来の、食品の残留農薬問題を受けて、現在はこのコーヒー豆の残留農薬の検査が強化されています。なんと全品検査しているものまであるようです・・・。全品検査の対象となっている地域のコーヒーを栽培している農家は貧しいところが多いので、農薬を買えないことが多いので、意外な検査だという気がします。この輸入される「生豆」は、だいたい60kg~70kg単位で麻袋(ドンゴロス)に詰められていますので、ドンゴロスごとに全ロットを検査としても数ヶ月かかるのでは?と思われます。飲用として加工する焙煎工程では、約200度で焼かれて引用豆になります。

アフリカ方面の一部の地域の「生豆」の流通が極端に悪くなっております。流通する「生豆」の価格が上がってしまわないかも懸念されます。