コーヒー豆の焙煎練習?!

ご自宅でコーヒーを生豆から焙煎している方は年々増えているように思います。私も手網で20gくらい?をせっせと焙煎したいたことを思い出します。ナチュラルの豆だとチャフが多くて・・・。ガスコンロがダメになって買い換えたこともありました。

はじめのころは、焙煎の練習にはブラジル(No.2)をよく使っていました。今から思うと選択ミス?だったかもしれません。サントスNo.2の焙煎は難しい方だと思います。時期(ロット)によって水分抱合量が違ったりして・・・焼きムラガ出やすい上、ハゼ音が小さいなど、素人向きではないからです。また、チャフが多いのでサイクロン無しの焙煎方法では避けたい銘柄でもあります。

焙煎の練習でオススメするのは、ガテマラです。実際のところ、生豆ではガテマラはとてもよく購入されています。焙煎豆(レギュラーコーヒー)では他の銘柄の方がよく売れますので、焙煎される方が好む銘柄=グァテマラSHBということがいえます。風味も玄人好みであることもありますが、何よりハゼ音が大きくて1ハゼ⇒2ハゼが明確に出ます。音が最大の判断材料になりますので、ハゼ音が大きくわかりやすいメリハリは最適です。つまり、焙煎が簡単だといえます。

グァテマラの焙煎で失敗しなくなりましたら水洗式代表コロンビア、ナチュラル式代表のブラジルも練習するのが効果的では?と思います。

焙煎で失敗せずにかなり上手な方で、よりおいしいコーヒーや風味の探求をされるにはスペシャルティコーヒーを!ブルーマウンテンの焙煎はとても簡単です。生豆の状態が、粒によるばらつきも無く、欠点豆も(ほとんど)無いので、見た目はとても綺麗に焼き上げることができます。しかしとても高価なので、練習用には全く向かない銘柄です。

焙煎が上手にできたかどうかは、見た目(色、膨らみ具合)、香り、味ということになりますが、ミディアム~シティローストくらいで練習されるならば、冷却後に「焼き豆」を歯でかんでみてください。芯が残っていれば水分が残りすぎ=火加減が強すぎ、サクサクとかめれば水分は充分に飛んでいます=火加減が良いか弱すぎという評価もできます。