2021年のコーヒー生豆相場の推移

2021年は、コーヒー業界は原料価格が大きく変化しています。2010年以来、コーヒー生豆のアラビカ種が高騰しました。本日12月11日時点でも収まる気配がありません。
スペシャルティコーヒーなど商品相場の影響が少ない高級なコーヒー生豆にも影響が及んできました。


グラフで推移をみると、2021年の5月に上昇しはじめています。7月は変動幅が大きい状態でした。11月にさらに上昇という経過が見えます。

2010年は、6月に上昇しはじめ、翌年の9月に下降へ転じました。16か月間高値が続き、相場価格は約2.2倍になりました。


今は、相場上昇から7か月目で、相場価格は約1.7倍です。
収穫見込、海運事情などから長引くという説が主流のようです。
金融の視点からは、上がったものは下がるという見方もあります。

実際に私たちがコーヒー生豆を仕入れる際は、相場の影響以外にも、為替、生産地毎の個別事情で調達価格が決まります。